きっかけ

高校2年生の夏、たまたま観たアメリカのドキュメンタリー番組で、人種や文化の異なる人々がひとつのコミュニティで暮らす姿に強い衝撃を受けました。それまで英語にはほとんど興味がなく、学校の定期テストでも平均点を取るのがやっとという状態でした。しかし、あの映像をきっかけに「自分もあの場所に行って、異なる価値観の中で学んでみたい」という思いが急速に膨らみ始めたのです。

両親に相談すると、最初は驚かれましたが、本気度を伝えるために自分で留学先を調べ始めました。その中でサンフランシスコの多文化的な環境に惹かれ、SFSUのCommunication Studies学部を志望校として定めました。Amethyst Academyに相談したのは、高校3年の春のことです。

苦労したこと

渡米直後のESL(English as a Second Language)クラスでは、周囲のクラスメートがすでに日常会話をこなしている中、自分だけが講師の言葉を聞き取れない日々が続きました。特にグループディスカッションでは、話のスピードについていけず、発言のタイミングをつかめないまま時間だけが過ぎていくことが何度もありました。

もうひとつの大きな壁は生活面です。ルームメイトとの共同生活では、掃除の分担や静かにしてほしい時間帯など、些細なことでも英語で交渉しなければなりません。意思疎通がうまくいかず、最初の数ヶ月はストレスを抱えることが多かったです。

英語力の変化

転機は渡米から約6ヶ月後でした。Amethyst Academyで教わった「英語を英語のまま理解する」メソッドを信じて、毎日ポッドキャストを聞きながらシャドーイングを続けていた結果、ある日突然、教授の講義が「塊」として頭に入ってくる感覚を味わいました。日本語に翻訳するステップが消えた瞬間です。

そこからの成長は驚くほど速かったです。1年後にはクラスでのプレゼンテーションでも堂々と話せるようになり、3年次にはTA(ティーチング・アシスタント)を任されるまでになりました。TOEFLのスコアは渡米前の42点から卒業時には98点まで伸びました。

現地での生活

サンフランシスコは本当に多様な街です。キャンパス内だけでも50以上の国からの留学生がいて、毎日が異文化交流の連続でした。週末にはゴールデンゲートパーク周辺を走ったり、ミッション地区の安くておいしいメキシコ料理を食べに行ったりと、勉強以外の時間も充実していました。

生活費を抑えるために、2年目からはキャンパス内の図書館でアルバイトも始めました。週15時間ほど働きましたが、図書館スタッフとの会話が英語力の底上げにもつながり、一石二鳥でした。家賃が高いエリアなので、ルームシェアは必須です。3人でアパートを借りて月700ドル程度に抑えていました。

印象に残った授業

もっとも印象に残っているのは、3年次に履修した「Intercultural Communication」という授業です。異文化間のコミュニケーションにおける誤解やすれ違いを、理論と実例の両面から学ぶ内容で、自分自身の留学経験とリンクする部分が非常に多かったです。

最終プロジェクトでは、SFSUに在籍する留学生10名にインタビューを行い、文化的背景がコミュニケーションスタイルに与える影響をレポートにまとめました。教授から高い評価をいただき、学部の優秀論文にも選ばれました。この経験が、卒業後のキャリアにも大きく影響しています。

卒業後・今後

卒業後はOPTを利用して、サンフランシスコにあるPR会社でインターンシップを経験しました。その後日本に帰国し、現在は外資系の広告代理店でアカウントエグゼクティブとして働いています。日々の業務でグローバルクライアントとのやり取りがあり、SFSUで学んだ異文化コミュニケーションの知識が直接活きています。

将来的には、もう一度アメリカに戻り、大学院でコミュニケーション学の修士号を取得したいと考えています。日本とアメリカの両方を知る強みを活かして、国際的な広報戦略に携わることが今の目標です。

後輩へのアドバイス

英語力に自信がなくても、留学は十分に可能です。大切なのは「行けばなんとかなる」と楽観的に考えるのではなく、渡航前にしっかりとした準備と戦略を持つこと。特に最初の半年が勝負です。孤独を感じることもありますが、それは誰もが通る道であり、乗り越えた先には必ず成長があります。

もうひとつ伝えたいのは、日本人コミュニティに頼りすぎないこと。安心感はありますが、英語力の成長が鈍化するリスクがあります。思い切って現地の友達を作る努力をしてください。最初はつたない英語でも、相手は想像以上に受け入れてくれます。Amethyst Academyのサポートがあれば、その一歩を踏み出す勇気をもらえるはずです。

あなたも、最初の一歩を。

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